波乱の幕開けのツール・ド・フランス 2017、今年は最終ステージ(実質)がタイムトライアルに！
春にマルセイユを訪れた。素晴らしい景観となんとも言えない生活感が漂う街、そう思った。
そのマルセイユで総合が決まるTTが行われる。
上の写真に写っている道路がスタート地点より一番遠いポイントで、この右先ですぐに折り返して、写真上面の丘の上にあるノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院に登り、その先を下りスタート地点に戻ってフィニッシュ。
最終ステージの総合争いも興味深いですが、マルセイユの地形や素晴らしい景観にも注目してほしい！
何故ならばコースプロフィールを見るとノートルダム寺院を超える登り下りがあり、距離も22.5kmと短いのでTTスペシャリスト向きとは言い難い、また路面も雨が降ればスリッピーの可能性もあるので、テクニカルなコースと相まって難易度が高いコースと思われます。
平坦基調のTTであれば相場は目処がつけやすいですが、登り、下り、テクニカル、コース環境が非常に微妙なステージなので不確定要素満載です！
もう一つはマルセイユの景観がとても素晴らしいこれに尽きます！
写真中央より少し左側に白いドーム型の建物が映っていますが、これが START & GOOLの会場になるOrange Velodromeと名付けられたドームスタジアム。
丘の上にあるノートルダム寺院から一枚目の写真の撮影ポイントを見下ろしています。
ヨットハーバーの左端の直ぐ上に赤レンガ屋根の建物が二つ映っていますが、それが一枚目の写真に写っている二つの建物です。
行きと折り返しで２回この観覧車の横を通過します。
マルセイユは景観や観光するには素晴らしい反面、欧州の南玄関口でもあり治安が良いとは言えません。
地元の人はハッキリ物を言いますし、また適当な人が多いような感じもしますが、ある意味人間くさいというか「自由に生きるのさ」といった感じです。
I can’t wait !
マルセイユ街中編に続く。