マーケットはどう反応するか?

日銀の植田和男総裁は9日、衆院予算委員会で、最近の長期金利は「やや速いスピードで上昇している」と述べた。その上で、通常の市場の動きと異なる形で長期金利が急激に上昇するといった「例外的な状況」では、市場における安定的な金利形成を促す観点から機動的に国債買い入れ増額などを実施すると話した。

コントロールできないことを自ら認めたのと同じではないだろうか。

一時的には金利の抑制は可能だろうが、債務は減るどころか加速度的に増え続けることになりはしないのか、円の価値はますます下り物価はさらに上がり続ける。

結局のところ円の保有者が債務を払い続けることになる。

金融緩和 いつまで続ける?

2025/7/31

日銀総裁

「現状は、私どもが重視している基調的な物価の動きは、強くなってきているが、まだ2%には届いていない。したがって緩和的な金融環境を維持しているということだ」

「基調的な物価上昇率が目標の2%に届かず、まだ利上げのタイミングではない」

このままでは、経済的にというよりは、社会の構造的破壊に近づいているように思えるのだが。

長期国債

先月28日 新発40年国債の利回りは3.55%

需要懸念がさらに高まり金利上昇、国内投資家は売り、海外からの買い頼みではあるが、20年国債の入札も弱く。

深刻な事態になりつつ?

OPEC

OPECが石油を増産すると発表した。

石油の価格がこれほど下落しているのに増産?

価格を上げるために減産するならわかりやすいが、要警戒である。

インフレ

今回も日銀は政策金利を据え置き、これからますますインフレは加速する。

円の実質的価値はどんどん下落する。

インフレで政府の借金は減り、国民の貯蓄(円)の実施的価値はますます下落していく、名目は変わりませんけど。

米騒動

何処にも米ありません。

減反政策や農家の高齢化による農業従事者の減少であり、米や野菜の不安定な供給はこれからも続くだろうな?

何か天候が、、、

今年はぶどうの花がうまく咲かず、花ぶるいで実がつかない。

りんごはボチボチだが、梅雨も遅れて田植えも遅れ。

良い年もあれば、悪い年もあるのが常ですが

とうとう150円突破

とうとうドル・円が150円を突破した、10年もの国債の金利も0.85%に上昇。

大丈夫なのか日本、10年物の金利も日銀が指値オペで対抗しているにも関わらず上昇し続けている、1%も視野に入ってきた。

このまま金利上昇すれば、日銀、地銀ともに含み損は膨らみ危うい状態に移行する。

アメリカの住宅ローンを借りている人の9割が固定金利で借りているのに対して、日本人は多くの人が変動金利で借りている。

経済対策より金融正常化をやらないと焼け石に水ではあるが、それができない状態にある。

現在の円安は、名目では現在150円近辺であるが、実質実効レートに換算すれば、以前に名目360円だった頃より遥かに円安になっていることをもっと認識すべきではないだろうか。