オランダ・ユトレヒトにあるナインチェ・ミュージアム。その道向かい側にはセントラル・ミュージアムがある。
私はオランダ・ユトレヒトの独特な考え方にとても興味があります、アーティステックな部分もその中の一つで、それらはユトレヒトだからこそ生まれたのではないかと思っています。
ミッフィーの作者ブルーナーはピーナッツの作者であるチャールズ・M・シュルツ氏と会ったことや、その時にお二人はとても意気投合したことを著書に書いています。
「絵本などの作品で大切なのは、やはり線じゃないかと思うんです。ミッフィーをよく観てもらうとわかるんだけど、筆を使うんですよね。筆を使うからこそこういう震えというか、ブルブルが出てくる」
「シュルツさんともその話になって、彼は愛用のペンでかいてるそうです。集中して線を描いていると、やはり線が震えてくるっておっしゃってました」
(ブルーナミュージアム・ミッフィーのすべてがわかる)白泉社 より
その”ブルブル”を確かめるべくミュージアムを訪れてみましょう!
ナインチェとはオランダ語でミッフィーを示します。
ナインチェ・ミュージアムの道向かいにありますセントラル・ミュージアムから見ていきます。
セントラル・ミュージアムはユトレヒトに生まれた建築家ヘリット・トーマス・リートフェルトを始め、ディック・ブルーナなど、オランダの子供から大人まで自由な発想を表現したアーティストの作品が展示されています!
リートフェルトの傑作。 [Red / Blue chair]
ユトレヒト市内にあるシュレーダー邸はリートフェルトが建築、2000年に世界遺産として登録されています。
De Stijl デ・スタイル
沢山の遊びの中から湧きだしてくるもの。
No.2に続く。